F1をスペインで最大に楽しむためのコツ

F1とは、フォーミュラーワンと呼ばれるモータースポーツの最高峰の一つです。1950年から開催されており、世界各国のサーキットで開催されるグランプリの順位でその年の優勝者が決まります。圧倒的なスピードと、洗練されたレーシングカーのフォルムが魅力です。スペイングランプリはそんなF1レースの一つで、歴史は大変古く、1913年にマドリード近郊のグアダラマ山脈のロードコースで、ツーリングカーのイベントとして初めて開催されました。スペインの内戦が勃発して長い中断期間がありましたが、F1世界選手権が創設されてから再開されました。しかし、ル・マン24時間レースのトラブルの影響でまた10年以上中止の期間がありました。さまざまなサーキットで開催されてきましたが、1990年代以降、例年5月にバルセロナ近郊のカタロニア・サーキットで行われています。

スペイングランプリの魅力はこれ

F1のスペイングランプリはヨーロッパラウンドの開幕戦でもあり、気候もいいので、ヨーロッパ中から集まるファンでいっぱいになります。1週4.655km、レース長307.104kmのコースを66周し勝敗を争います。「このサーキットで速いマシンはどのサーキットでも速い」と言われるほど、総合力が試されるコースです。高速・中速・低速のコーナーや、長いストレートと約30mの高低差があることがコースの特徴となっています。コース内での追い越しポイントは基本的に2か所で、1Kmあるメインストレート直後の1コーナーと、コース後半部分にある700mの直線後のヘアスピンです。こちらのサーキットは自由席でもフェンスがなく、コースの近くでレースを間近で見られる場所が多くあります。0.1秒を争う白熱したレースが繰り広げられます。

日本から行って現地でF1レースを楽しむ

日本はF1の人気も高く、毎年大手の旅行会社などからF1スペイングランプリ観戦ツアーも企画されています。6,7日間で飛行機代、ホテル代、市内からサーキット間の往復バス代(バレンシアの中心部からサーキットまでは30分から40分で、専用のシャトルバスが運行されている)、観戦スタンドの入場券がセットになっていてとても便利です。日本からスペインへは直行便でも約14時間、乗り換えがあると、乗り継ぎも含めて15時間から18時間ほどかかります。ヨーロッパまで行こうと思えば時間がかかりますし、お金もかかりますが、現地の会場でのサポーターの熱気や緊張感、盛り上がり、そしてレンズを通してではなく、生で見る迫力あるレースやマシンのエンジン音はF1ファンならずとも一度は見聞きしてみたいものです。